水道工事の協力業者を生業に本気で稼ぐ
水道メンテの協力業者は、仕事がなくなれば稼げない仕事です。
例えば、元請け会社に月間500件の仕事案件があって、協力業者と本社スタッフが担当して回っていた業務も、月間200件くらいまで減れば本社スタッフだけで対応できるため協力業者が対応する必要性がなくなり、仕事が激減します。
どの会社さんでも、これまでの協力業者とはそのような性質の仕事だったと思います。
また、元請け1社の仕事がなくなっても他社からの仕事で補うこともできると考えがちですがそれは違います。
元請け会社の仕事量が減る原因には、その会社独自の原因がある場合と、業界全体の変化に原因がある場合があるのですが、業界全体の変化が原因で仕事量が減っている場合はどの会社にも紹介できる仕事はありません。つまり何十社に登録していても登録数が多いだけで仕事数は増えない可能性があるのです。
この文章を書いている岩間もかつては協力業者として働いて生活をしておりました。
しかし、ある時期を境い目に複数の登録会社からの仕事が一斉に激減して困った経験があるために、同じ環境やシステムではない協力業者との関係を構築しようとして現在に至ります。
当社から協力業者様に依頼をする仕事は次の2つがございます。
(1)他社からの依頼案件を再依頼
当社が他社から水道工事・水道修理の対応依頼をいただいた案件を登録業者様に再依頼しています。
不動産管理会社やホームページ運営企業様から対応依頼をご紹介しています。
つまり下請けの下請けのような形態です。
当社が自社のホームページで独自集客した案件の対応を依頼しています。
「水道メンテ業界の現状と未来予想」のぺージで少し触れた通り、業界を取り巻く環境は驚異的なスピードで変化をしています。
当社を含み、協力業者様に仕事の紹介をしている会社はたくさんございますが、現状の仕事量をいつまでご紹介できるかは予想が不可能で、誰にも分らないと思います。
今後に協力業者を営む人が急増する可能性もあり、その状況だと1人あたりの仕事量が激減します。
また、元請け会社の集客量が激減する可能性もあり、その時も協力業者様の仕事量は激減します。
その様な状況になった時でも確実に成果を上げることができる様に、前もって対策をしておくことは重要と考えます。
- 媒体広告の利用方法などを把握して、効率的に集客できるように考える
- 仕事スキルを上げて、対応可能な案件の種類を増やす。(工事内容や資格など)
- 一人では対応できない案件数になれば増員を考える。
- 遠くの仕事を増やすよりも、より近場の仕事を増やす努力をする。
- 損害保険について考える。(工事責任保険など、保険代理店を紹介することも可能です。)
- 車両の安全運転と、運転免許証の違反点数加算を避けること。